世相を斬る
嘘です、世相は切りません。
最近読んだ資料についていろいろ考えてしまったので整理のためにここにまとめておこうと思う。
ダイナミックプライシングについて
以前 Peach 航空でオンライン予約したとき、最後のクレジット決済で楽天カードの不正検知システムになぜかひっかかり1、チケット予約が失敗し、再度購入手続きをしようとしたら +3000 円になってた。1 日経って見に行ったらもとの値段に戻ってたのでそこで買った。かなり悪質だと思う。
そんな最悪な経験があるのだが、ダイナミックプライシングは導入方法や商品によっては良いこともあると思っている。たとえば入荷から時間が経つにつれ価格が漸次低下するようにすればフードロス削減に繋げられる、とか、「トイレットペーパー原料が無くなりそう」という情報(デマ)を聞いて、半信半疑ではあるが心配だから一応買っておくか〜みたいな行動を取る人を減らすなど。でも消費者が企業のカモにされて終わらないようにするには適切な規制が必要だと思う。たとえば
- 期間ごとの上限価格を設ける
- 価格決定のアルゴリズムなどのロジックを開示する
- 断続的な価格の変化は事前告知を要する
など。現実はもっと複雑なルール体系になると思う。
ダイナミックプライシングに限った話ではないが、オンラインでの販売では同じ商品について個人ごとに異なる価格で販売するということが簡単にできる(法的に ok かはよくわからない2)。たとえばサイトを外国語で閲覧している人に対しては日本語で閲覧している人よりも高い価格で販売するということをやろうと思えばできる。こうした不公平を予防する意味でもアルゴリズムの透明性は非常に重要だと思う。
2025/12/11 追記
こんな調査が出てた
2025/12/11 追記終わり
サービスのアルゴリズムの透明性に関する議論は EU の Digital Services Act で活発に議論されているし、国内では食べログのアルゴリズム開示が記憶に新しい。