ポッドキャスト
ポッドキャストがかなり増えてきたので一旦今聴いてるやつを書いておく。
- 99% Invisible
- BBC Inside Science
- JS Party: JavaScript, CSS, Web Development
- Lives Less Ordinary
- MIAU Podcast
- Origin Story
- People Fixing the World
- Planet Money
- Quanta Science Podcast
- Science Quickly
- Science Weekly
- Syntax - Tasty Web Development Treats
- The Audio Long Read
- The Changelog: Software Development, Open Source
- The Documentary Podcast
- The Global Story
- The Inquiry
- The Stack Overflow Podcast
- Throughline
- おしゃべりな理科
- 弁護士放送
- 真空ジェシカのラジオ父ちゃん
NPR Podcasts はクオリティが非常に高くて内容も面白い。Planet Money はしっかり内容あるけどシリアスになりすぎずに気軽に聞けるので特におすすめ。
オーディオブック
宮口幸治(2019)「ケーキの切れない非行少年たち」
なぜ少年たちは犯罪に走るのか、犯罪を行った少年たちはその後どのような道を歩むのか、という本。定性的な記述も多いが専門家の目を通したリアルが描かれている。
少年院での様子や非行少年たちの境遇について全く知らないことばかりで面白かった。最終的には、社会がより関心を持つことで、ケアを必要としている人々が適切なケアを受けられるようにしないとね、というこれまでも何度も書いてきたような感想になってしまう。こういうのが多すぎる。
これを思い出した。薬で精神を操ってど対症療法でなんとかしようとするのは海外でも同じらしい。
白川優子(2023)「紛争地の看護師」
国境なき医師団で看護師をやっていた著者の体験記。ずっと泣きながら聞いていた。著者の使命感はどこから来るのだろうか。7 歳の頃から国境なき医師団が気になっていたと言っていたが「気になっていた」だけで知らない土地で知らない人たちを命がけで助けられるものなのだろうか。なんかもっと他者への深い愛のようなものもある気がした。そしてそれは僕の想像を超えるなにかで、命がけで他者を救いたいと思えない僕には認知し得ないものだろうと思うと情けなくなる。けど少しだけでも貢献したいという気持ちはあるので寄付をすることにした(UNHCR と合わせて)。
沢村香苗(2024)「老後ひとり難民」
このまま順調に行けば僕も孤独な老人になるので興味深かった。と言っても個人でできることは限られている。社会制度を充実させていきましょうという内容が多かった。
ピンピンコロリは選ぶことができないのです。まして医療の発達した今の時代ではそう簡単に死ぬことはできません。
と言っていた。安楽死を合法化してほしい。70 歳になってもまだ合法化されてなければ同志を集めて暴動を起こそうかな。
気になった言葉、思い出したリンク
- MSW(医療ソーシャルワーカー)
- Living too long: The current focus of medical research on increasing the quantity, rather than the quality, of life is damaging our health and harming the economy - PMC
- イギリス議会 「安楽死」法案が賛成多数で可決 成立に向け前進 | NHK | イギリス
Wade Roush (2020), Extraterrestrials
フェルミのパラドックスから SETI METI、Voyager などの話。宇宙に発信しちゃうのはまずいんじゃねと言う人は昔からいたらしい(Martin Ryle)。それから人間が地球外の知的生命体の痕跡を観測できていないのは、向こうが人間に全く興味がないからわざわざ外部に向けてシグナルとか出さない、という仮説が出てきて面白かった。期待してるのは人間だけで、将来的に人類から交流を迫っても一蹴されてしまう未来を想像するとなんか風情がある。
気になった言葉と思い出したリンク
オウムアムア
小保方晴子(2016)「あの日」
小保方さん視点からの諸々を記した本。批判が私(小保方さん)一人に集中したと言っていた。たしかにそんな気がする。実際には他にもたくさんの人が関わっていたはずだが小保方さんの名前しか覚えていない。若くて女性で割烹着だったのでネタになってしまったのような気がする。ネタとして片付けてしまっている人は読む or 聞く or 小保方さんが耐えなければならなかった苦痛について少しは知っておくのが良いだろう。
Thomas Piketty (2021), Time for Socialism: Dispatches from a World on Fire
トマ・ピケティによる社会主義本ということで聞いたけど中身は本人のブログまとめでそこまで社会主義にフォーカスしたものではなかった。格差社会の現実、富の集中などについて論じていたり、フランスの政治についてあれこれ言う内容だった。フランスでは 2019 年まで源泉徴収がなかったらしい。
気になった言葉
- Haitian independence debt
- Carbon card
Mark Richards, Neal Ford (2020), Fundamentals of Software Architecture: An Engineering Approach
laiso さんのこの記事で紹介されていたので。
抽象的な話がほとんどであまり参考にならなかった。あるいは理解するための知識を僕が持っていなかった。各アーキテクチャのプロトタイプをサクッと作れるようになりましょう、というのは同意した。まだできないのでできるように知識を身に着けたい。
気になった言葉
- connaissance
Alex Petrov (2019), Database internals: A Deep Dive Into How Distributed Data Systems Work
レベルが高すぎて半分もわからなかった。いつかわかるようになりたい。B-tree 復習して出直してきます。
Philip N. Jefferson (2018), Poverty: A Very Short Introduction
A Very Short Introduction らしく、いろいろなことが丁寧かつ簡潔に紹介されていた。概ね想像通りの良い内容だった。
気になった言葉
- Earned income tax credit