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情報収集スナップショット

ここ 3 年で情報の摂取の仕方が大きく変わったと感じたので記録として残しておく。

あとはこの時期このような情報に触れていたよというスナップショットとしても。

現在利用している媒体ごとに書いてみる。

ネット記事

余暇の半分はネット記事を読んでいる1。最近は Ars Technica と BBC の比重が大きい。2 年前に Android の Chrome に Read Aloud という機能があることを知り、さらに去年辺りからかなり自然な発音になって聞きやすくなりますます重宝している(日本語は漢字の読み間違いが多いけど)。一部 Read Aloud できないページもあるが、体感だと 8 割のサイトは読み上げてくれる。8/1~8/10 の 10 日間で 143 の記事を読んで(聞いて)いたらしい。読み上げ機能を使い始める前はこのペースはあり得なかった。ネット記事は主に RSS と Twitter、BBC のみ The Essential List というメルマガより入手している。NHK は思い出したら見に行っている。

技術系

テクノロジー寄り

知財とか

NHK

その他

PDF

残念ながら PDF としてしか存在しないネット上の文書というものが未だに存在する。しかし幸いなことにこれらも Adobe Acrobat Reader で Read Aloud することができる。 下記 2 つはよく聞いている

年に 5 冊程度だろうか。かなり積んでいる。

オーディオブック

最近は使っていない。聞きたいものが溜まったらまた使うかも。

YouTube

「後で見る」に入れていって、50 本くらい溜まったら YouTube Premium に 1 ヶ月だけ加入して広告なしで消化していく。

絶対見るやつ

Podcast

AntennaPod を使っている。7 月は 91 時間分のコンテンツを聞いていたらしい。基本 2 倍速で聞いているため 1 日平均で 1.5 時間くらい。

LLM

プログラミングに関して聞くことが多い。他には、文章を読んでいて意味がよくわからなかったものを投げて解説してもらったり、法律を解説してもらったりしている。

Rust の勉強を少しずつやっているけど、知らないコンセプトの理解までの時間がこれまでの 1/3 くらいに短縮されてるような気がする。これまでであれば、ドキュメンテーションを読んで、わからないところは StackOverflow やブログ記事や動画を探して、それでもドンピシャでほしい情報ではないのでモヤモヤしながら次に進む、ということをしていたが LLM だとほしい情報を提供してくれて助かる。

一例:https://gemini.google.com/share/03db5c68c77b

感想

2021 年に当時読んでいたサイトについて書いていた

仕事を始めてから情報収集に割けられる時間が大幅に減った。

と書いてあったけど、最近はそう感じない。Read Aloud 、他読み聞かせ系サービスのおかげだと思う。情報収集できていて、嬉しい。

当時 Areo Magazine (今見たら消滅してた)とか Q by Livesense とか考えさせられる系を多く読んでいたが最近は純粋な情報を求めている感じがある。今はいろんなことについて自分がとる立場が定まった気がする。そんなに新たな「考えるべきこと」も出てこない。こうして融通が効かない老人になっていく。あと当時心に余裕がなかったのもあるかも。ゆとりがないと哲学とかにすがりたくなる。

LLM に関しては、プログラミングを勉強し始めたころにあったら相当助かってたと思う。逆に言うと、今からプログラミングの勉強を始める人にとってハードルは相当下がっている。


  1. 活字を読む習慣が全然なかったのになんでだろうと回想してみると高校生の頃に ASCII.jp にはまっていたのが始まりな気がする。自作 PC やりたいけどお金がないため記事を読んでひたすら妄想していた。あとゲームの情報も。