Raspberry Pi 400 が届いた。
これは米国 Amazon を通じて買ったもので、お届予定日がかなり先の日程だったので余裕をかましていたら予定よりも数週間ほど早く届いてしまい電源とかを慌てて注文した。箱の端っこが潰れていたり、袋に足跡っぽい形の汚れがついていたりと不安要素がたくさんある。初期不良とかが無いことを祈っている。
この心もとない袋に入った状態で太平洋を渡ってきたのでなかなか勇敢だ。袋の内側に緩衝材とかも無い。
すぐにでもいじりたいのだが、 ずっと先延ばしにしてきた様々な作業がそろそろ期限がまずいのでセットアップするのは来週以降になりそう。
大学 2、3 年のころに PC ゲームがやりたくて、アルバイトしてパーツを買って PC を自作したことがある。アルバイトが嫌すぎたので予算を 10 万円程度に設定して GPU は当時のハイエンドとミドルエンドの中間くらいのもので妥協した。サハロフ佐藤さんの価格情報を参考に秋葉原を練り歩いたときのワクワク感は鮮明に覚えている(結局グラボ以外は全てパソコンショップアークで買った)。今のこのワクワク感は当時のものに近い。 Raspberry Pi はアクセサリ等含めて 2 万円しないので 1 円あたりのワクワクはこっちの方が大きいかもしれない。
Raspberry Pi を買った理由は Linux 環境で開発したいと思ったからだ。以前 npm のグローバルインストールで PowerShell が躓いたのが決め手となった。というか良く考えたら注文してから 1 週間以内にアメリカから家に到着したのか。恐ろしい。
Pontoon という Mozilla が開発している l10n プラットフォームがあって、これをローカルで動かす際に用意した Xubuntu 環境が無くはないのだが、SD カードにインストールした Xubuntu を起動するというやり方をとっていて、Xubuntu 側から PC のハードディスクの中身を消してしまうのではないかという不安から毎回 SATA ケーブルを外したりしていた。本当に必要になったらインテル ® NUC キット買おうかとしばらくは思っていたが、 ExplainingComputers の Raspberry Pi 400 紹介動画を見てからはこっちにしようと思った。
そこまでスペックが必要な開発もしないし, いつか作りたいと思っている工作のアイデアもあるので学習する良い機会だろう。
Raspberry Pi を買うに至った理由が本当はもう一つあるのだが、それはまた別の機会に書く。